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#3 当院ではこう使う!ここに注目、酸素カプセルはやめた方がいいかもしれない人(3/4)

#3 当院ではこう使う!ここに注目、酸素カプセルはやめた方がいいかもしれない人(3/4)

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大橋 智之 (おおはし ともゆき)

スポーツ接骨院「ともラボ接骨院」院長。柔道整復師として、様々な症例や整形外科でのリハビリの他、甲子園出場チームをはじめとしたを県内の強豪スポーツチームのトレーナーを経験。 独立後、さいたま市にて「ともラボ接骨院」を開院。強豪校のトレーナー時代に日常的に活用されていた酸素カプセルを自身の院にも導入し、手技療法の他、微弱電流や低周波治療器による物理療法と組み合わせた施術で、学生を中心としたアスリートや地域のスポーツ愛好家からケガや痛みに悩む患者まで日々幅広くケアしている。

酸素カプセルを利用しない方がいい人もいる

大橋「ここまで酸素カプセルのメリット、効能をお伝えしてきましたが、中には身体の体質や状況によっては、酸素カプセルを利用しないほうがよい方々もいらっしゃいます。

いつも酸素カプセルを利用している方でも、その日の体調によってはおすすめしない事もあります。当院では、以下の体質・状況の方には、酸素カプセルのご利用はおすすめしていません。」

  • 耳抜きが出来ない方
  • 飛行機で頭痛がする方
  • アレルギーや風邪で鼻が完全に詰まっている方
  • ペースメーカーを入れている方
  • 糖尿病でインシュリンを投与している方
  • 妊娠中の方

大橋「飛行機に乗るとひどい頭痛がする体質の方や、鼻づまりがひどい方など、耳抜きが上手にできないまま酸素カプセルを利用すると、カプセル内の高気圧により、強い頭痛を感じる方もいらっしゃいます。当院では、そのような方には、まずは入って大丈夫かどうか、1~2分ほど試してもらい、ダメな場合はカプセル内のインターホンからストップと言っていただき次第早急に停止し、以降は無理にご利用をすすめしない、という対応をとっています。」

酸素カプセルを使わない方がいい人もいます。

ー 耳抜きができない人は、一回できるか試してみるのもありだが、持病等を持っている人は気を付けたほうがいいかもしれない。酸素カプセル内では気圧の変化、つまり通常とは違う変化が起こっている。様々な体調の人がいる中でみんながみんな大丈夫ですとは言い難いため、事前の相談がやはり大切になってくるはずだ。

大橋「不安な場合は利用前に相談していただければ、利用するかしないかのアドバイス等ができると思います。ですが、ペースメーカーを入れている方や、インシュリンを投与されている方、妊婦の方などのご利用は、もし万が一何かが発生した時に、当院では医療行為に責任を持ちかねるため、ご利用いただいておりません。酸素カプセルのご利用に不安な健康状態の方は、かかりつけの医師の判断を仰いでいただくことをおすすめします。」

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この企画について

酸素カプセルについてまだ「私が使って意味あるの?」「誰でも入れるの?」「どういう理屈で効くの?」「どこで入ればいい?」「生活にどう取り入れるべき?」と疑問に思う人は多くいます。
本連載では、スポーツの現場経験豊富なメディカルトレーナーであり、酸素カプセルも自身の接骨院に導入している院長が酸素カプセルのあれこれを詳しく解説します。
「酸素カプセルってそんな感じなんだ!」と興味と期待を持って酸素カプセルをご利用いただける連載となっています。

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