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#2 酸素カプセルがもたらす様々な効果を3ステップで解説(2/4)

#2 酸素カプセルがもたらす様々な効果を3ステップで解説(2/4)

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大橋 智之 (おおはし ともゆき)

スポーツ接骨院「ともラボ接骨院」院長。柔道整復師として、様々な症例や整形外科でのリハビリの他、甲子園出場チームをはじめとしたを県内の強豪スポーツチームのトレーナーを経験。 独立後、さいたま市にて「ともラボ接骨院」を開院。強豪校のトレーナー時代に日常的に活用されていた酸素カプセルを自身の院にも導入し、手技療法の他、微弱電流や低周波治療器による物理療法と組み合わせた施術で、学生を中心としたアスリートや地域のスポーツ愛好家からケガや痛みに悩む患者まで日々幅広くケアしている。

溶解型酸素の増加と身体にかかる空気圧の上昇がなぜ効くのか?

大橋「酸素カプセルの代表的な効能を前回箇条書きしましたが、実際に酸素カプセルが何に、なぜ、どのように効くのか、酸素カプセルに入ると体にどのような変化が起こり、どのような効果が得られるのか、といったことをわかりやすく3ステップで詳しく解説していきます。」

ステップ1
細い血管の末端も行き来できる
溶解型酸素
取り込むことができる。

ステップ2
体内の酸素量が増えるので
酸素量増加による期待効果が広がる。

ステップ3
酸素カプセル内の高気圧で
リンパへの刺激や血行改善が起こり、
関連効果が実感できる。

ー この3つが体の中で起こるため、さまざまな効果が実感できるという。

ステップ1:酸素カプセルに入ると、溶解型酸素という酸素を取り込む事ができる。

大橋溶解型酸素とは高気圧環境下で増え、通常よりサイズが小さい酸素の事で、ガス化して体液に溶け込むので、細い血管の末端でも行き来することができます。

それに対し、普通の呼吸によって身体に取り込まれる酸素を、結合型酸素といいます。
結合型酸素は、ヘモグロビンと結びつくことで運ばれる酸素なのでそのように呼びますが、ヘモグロビン以上に細い血管の末端までは運ばれづらいタイプの酸素でもあります。人間の身体が日頃取り込む酸素のうち、99%がこの結合型酸素です。」

  • 体に必要な酸素は溶解型酸素結合型酸素の2種類ある。
  • 通常環境での呼吸で取り込める結合型酸素は大きいので毛細血管まで巡りづらい。溶解型酸素は小さいので毛細血管まで行き渡ることができるが、通常の環境では取り込みづらい。

大橋人間の血管は99%が毛細血管で、人間の血管の長さは、直線にすると、なんと約10万キロもあるそうです。そしてそのうちの99%がヘモグロビンよりも3割ほど細い、毛細血管からできています。ヘモグロビンよりも細い毛細血管からできているという事は、酸素が人間の血管の末端まで運ばれていない現象が、身体のいたるところで発生していると言えます。」

大橋「更に、血液壁が加齢と共にコレステロールなどで汚れると、血管内はより狭くなってしまい、日常の生活で体の隅々まで酸素を行き渡らせるのは非常に困難なことだと言えます。

そこで、酸素カプセルの高気圧環境下で作り出される溶解型酸素なら、サイズが小さいため、細い血管の末端まで行き渡ることができます。」

ー つまり酸素カプセルに入ると、溶解型酸素を多く取り入れることができるというわけだ。

酸素には2種類ある。結合型酸素と溶解型酸素だ。

大橋「酸素カプセルに入ると身体の隅々まで行き渡る酸素量を増やせることになるので、身体全体の酸素量を増やせるのです。」

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この企画について

酸素カプセルについてまだ「私が使って意味あるの?」「誰でも入れるの?」「どういう理屈で効くの?」「どこで入ればいい?」「生活にどう取り入れるべき?」と疑問に思う人は多くいます。
本連載では、スポーツの現場経験豊富なメディカルトレーナーであり、酸素カプセルも自身の接骨院に導入している院長が酸素カプセルのあれこれを詳しく解説します。
「酸素カプセルってそんな感じなんだ!」と興味と期待を持って酸素カプセルをご利用いただける連載となっています。

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